コンサルタントを味方につけよう

自社の法務をアウトソーシングするにあたって必ずしも弁護士に頼む必要はない、ということをお伝えしました。かくいう筆者はどうしているかと言いますと、何人かの遍歴はあったものの、司法書士の方にお願いしています。もちろんマレーシアに司法書士制度はありませんので、日本の司法書士さんですね。それと同じように行政書士の方です。それぞれ日本でも営業なさっていますので2人と顧問契約を結び、空白の期間が長くならないように調整しています。幸い、筆者のところでは今のところ弁護士を使うような場面に出くわしていませんが、やはり国違いとはいえ法律資格を持っている人のアドバイスを受けられるということは安心感が違います。それに場数を踏んでらっしゃるので、だいたいどのような時に揉め事になりやすいか教えてくれます。その時だけは契約や話し合いに場に同席してもらうこともあります。取引先から紹介をうけたお客さんとご飯を食べる場も注意するように言われて同席いただいたこともあります。お酒も進んだところでいつのまにか仕事の話になって、酔った筆者は金額や時期など詳細をメモらずにいました。このような場に法務の人間がいるだけで相手も無茶は言えませんし、メモを確認しながらとっていてもらうことで言った言わないの話も防げます。怖い話ですが、先輩日本人が後輩の無知に乗じるのは定石です。マレーシアでなくともタイでもカンボジアでも、日本と仕組みの違う国になればなるほど新参者から毟り取ろうとする輩が増えます。法務とはそういったことを防ぐことでもあるのです。


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