法務って具体的にはどういうことですか?

法務という日本語、自営業の方はほとんど耳にしないと思います。それもそのはず一般的には企業で使われる言葉ですね。経理や人事、などと同じです。日本では以下の4つに分けれます。①契約・取引法務②組織法務③コンプライアンス法務④紛争対応法務です。企業活動では①が主ですね。契約条項が法に触れないか確認したりします。これがないとせっかく時間をかけて締結した契約が違法となったり、最悪の場合は営業停止やなどの処分を課されることにもつながります。②③は株主総会などの株式に関わる諸業務や社員の法務研修など、自社内での活動を指すことが多いです。マレーシアで特に大事なのが④紛争対応法務です。現在の日本でも裁判での賠償額が年々高くなってきていますよね。これは特に知的財産や自然資源を守るべきものだとして価格に転嫁するアメリカの考えが広まってきていることが原因と考えられますが、この流れはマレーシアでも同じようです。ローカル企業でも法務部を設置して外部からの紛争に対応しているところは珍しくなくなってきました。また、顧問弁護士を契約締結の場に同席させる企業も増えてきました。前述の交通事故の話でも感じていただけたと思いますが、マレーシアはまだまだ法律や考え方が国際的な基準だとはいえません。その中で莫大な取引がなされるわけですから、言った言わないはもとより、そんなつもりじゃなかったなんて理由で法廷闘争になることもあります。


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