マレーシアの交通事故の取り扱い

前回、マレーシアの交通事故は軽度から重度まで非常に多く、中でも交通事故で死んでしまう確率は日本の32倍という計算をお見せしました。究極の話、あなたが被害者で死んでしまえばそれまでですが、もしも加害者となった場合に弁護士に頼るべきでしょうか。日本では保険会社に任せるのが一般的ですが、アジアでは保険制度が日本ほど整備されていない、または保険加入者が少ないのでどのように行動すべきか知っておいた方が良いです。まず、加害者となった場合は警察に届けて罰金を支払えばそれで終わりです。日本のようにお見舞いに行く習慣がないのでそのあたりは非常に楽です。警察に届けると言いましても大怪我でもしない限り相手も警察に行きたがらないので示談が基本です。通常、事故から24時間以内に事故証明のようなものを作成しに警察に出頭することになっていますが、よほど大きな事故でもない限り警察も相手してくれません。

次に被害者となった場合ですが、こちらも基本的に示談です。マレーシアの保険は1回使うと割引率が0になる特色があるのでみんな保険を使いたがりません。なんとか話し合いで解決しようとしますが、無いものは取れないのは日本と同じです。警察にどちらが悪いか判断してもらえば支払い命令を出してもらうこともできますが、差し押さえなどのような強制効果はありませんので全く意味がありません。会社で付き合いのある弁護士はこのような法務も手助けしてくれます。普段から交通事故の時の対応を話し合って準備しておきましょう。


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