マレーシアの法律は整備されているのか

マレーシアの法制度は英国法に起源をもつものですがその実態はまだまだ発展途上にありますので勝手な判断で行動に移すことは危険です。といいますのも法に基づかないガイドラインや関係機関の裁量が通用する場面がかなり多く、十分な知識の蓄積がないと理由のわからない出来事に遭遇することになります。そういった場合に無償で引き返すことができる場合もありますが、中には気がつけば違法状態で知らぬ間に罰金を課されたりすることも未だにあります。そもそも刑法とはあらかじめ文章にしたためておくことで誰にでも禁止行為とその罰が一目瞭然である状態が望ましいはずです。禁止行為がハッキリしていないといつ何の件で逮捕されるのかどんな罰が待っているのかなどと日常生活が萎縮してしまいますからね。また、日本の歴史を紐解いてみても警察機関が不当な弾圧を加えたり根拠のない刑罰を国民に対して与えたりなど枚挙にいとまがありません。同じよなことがマレーシアでも当然あったはずで、だからこそ現在のマレーシアは発展途上国となるに恥ずかしくないよう法制度を整えていっているのです。いくらIT化が進んだとしても人権の基礎をなす部分に不備があるようではまだまだ完全に安心な国家とは言えません。マレーシアに進出をお考えの日系企業のみなさんは、会計会社や現地パートナーを探すよりも熱心に信頼できる法律事務所を探すべきです。現在、マレーシアですでに営業されている企業も会計会社に任せっぱなしではなく、定期的に法律事務所にアドバイトをもらいましょう。


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